1929（昭和4）年に児玉教全氏が中心となって発願された「西大田新四國八十八ヶ所」は、1930（昭和5）年に地元の名士や住民らの協力により、西大田村の各地区に88体の石像が安置されました。
　石像は弘法大師坐像を中心に、釈迦如来像、不動明王像などがあります。開眼式では多くの住民が参列し、その様子がわかる写真も残っています。
昔は結婚式が行われるときに、お嫁さんが末永くその家に留まるようにとお祝いの気持ちを込めて、地域の青年らが石像を担ぎこんだと言われています。

　2016（平成28）年から3年をかけて、西大田地区振興連絡協議会が住民や県立広島大学と協力して、マップを完成させました。現在は、所在が不明の石像もありますが、多くが大切に安置されています。

　 歴史が好きな方、信仰が篤い方、また健康のために歩くのが好きな方などに、世羅町西大田地区を歩きながら、「西大田新四國八十八ヶ所」に触れていただきたいと思います。

おねがい

• ●マップは、9つの振興会の集会所をスタート地点として紹介しています。集会所の駐車場をご利用ください。
• ●駐車場内には、トイレはございません。西大田自治センターのトイレ（開所時のみ）をご利用ください。
• ●石像は、住宅の敷地内や山中などにあります。プライバシーと安全に配慮の上、お楽しみください。
• ●詳しいことは、西大田自治センター（0847-27-0001）までお問い合わせください。

Contactお問合せ

０８４７-２７-０００１

世羅町 西大田自治センター

〒722-1625 広島県世羅郡世羅町大字重永62 TEL/FAX：0847-27-0001